インドネシア非鉄大手、オーストラリア企業と提携

2015年11月19日 〔インドネシア〕

 インドネシアの国営非鉄大手「アネカ・タンバン(アンタム)」は、金鉱探索・採取でオーストラリアの産金大手「ニュークレスト・マイニング」と提携し、東ジャワ州、北スラウェシ州、南スマトラ州などでの開発でノウハウを共有していく。

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 インドネシア政府が2014年にニッケル鉱石の輸出を禁じたことで赤字になった同社は金事業の強化に乗り出したが、西ジャワ州とバンテン州の自社の金鉱からの産出は約1700キログラムにとどまっていた。今回ニュークレスト・マイニングと提携することにより、金鉱からの生産強化を目指す。。

 インドネシアでは同国で採取した鉱石を精錬せず輸出することを禁じる新法が2009年に制定されていた。新法は予定通り2014年1月に発効されが。背景には付加価値の低い精錬前の鉱石輸出が中国を中心に急速に増え、乱開発が表面化してきており、金属素材の付加価値を高める狙いがある。

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


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