タイ副首相が「TPP参加を積極的に検討」と表明

2015年11月25日 〔タイ〕

 タイのソムキット副首相が現地で日本の新聞などの取材に応じ、「環太平洋経済連携協定(TPP)への参加を積極的に検討する」と表明したそうです。

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 TPPが参加国による大筋合意に至ったことにより、現在ASEANの中で参加している、シンガポール、ブルネイ、マレーシア、ベトナムの4か国以外の国も参加に対する関心を示しています。インドネシアとフィリピンはすでに参加する意向を表明しています。その中で、タイは「強い関心がある」と表明していましたが、今回一歩踏み込んだ意向表明となりました。

 同副首相が11月25日から日本を訪問する際に、TPP参加への支持を日本政府から取り付けたいようです。

 ソムキットしは2001年~2006年のタクシン政権でも副首相などを歴任し、日タイ経済連携協定(EPA)交渉にも閣僚として携わった経験を持ちます。タクシン政権で閣僚を務めながら、現プラユット政権の8月20日の内閣改造で経済担当副首相に指名され話題になりました。

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


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