タイのプミポン国王、88歳の誕生日

2015年12月5日 〔タイ〕

 タイのラーマ9世プミポン国王は12月5日、88歳の誕生日を迎えました。在位期間は69年と世界の国家元首で最も長いものとなっています。プミポン国王は国民から「クン・ポー(お父様)」として崇められており、12月5日はタイの「父の日」にもなっています。

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 国王の誕生日を祝い、サナム・ルアン王宮前広場では大祝典が行われるほか、1週間以上も前から官公庁や大企業の前には国王の肖像画が掲げられ、大通りもイルミネーションで飾られます。

 この数年は入退院を繰り返しており、9月1日に車いす姿がテレビで流れた後は国民に姿を見せていません。恒例の誕生日の演説もこの日は見送られました。首都バンコクでは、王室のシンボルカラーである黄色いシャツを着た市民が国王の肖像の前で健康回復と長寿を祈る姿も見られたようです。

 12月11日には、国王の誕生日を祝う政府主導の大規模なサイクリングイベント「バイク・フォー・ダッド」がバンコクなどで開催されます。

 かなり前の記事になりますが、「BANGKOK NAVI」が以前の12月5日の様子を写真で紹介しています。

〔参考〕

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 

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