ヤンゴン証券取引所開設。上場候補6社が明らかに

2015年12月10日 〔ミャンマー〕

 ミャンマー初の証券取引所「ヤンゴン証券取引所(YSX)」が12月9日、開設されたが、上場企業はまだない。上場予備軍6社が明らかになっている。

[PR]

 上場予備軍として来年3月までに上場される見通しがあるのは以下の6社。

  • ファースト・ミャンマー・インベストメント(FMI)
    • 不動産開発が主事業の複合企業。三菱商事と提携
  • ミャンマー農業公社(MAPCO)
    • コメ主力の農産品流通大手。三井物産と提携
  • ファースト・プライベート銀行
    • 大手商業銀行
  • ミャンマー・シチズンズ銀行
    • 大手商業銀行
  • ミャンマー・ティラワSEZホールディングス(MTSH)
    • 日本の官民が開発を支援するティラワ工業団地の開発会社
  • グレート・ホー・カム
    • 地場建設大手シュエ・タングループ傘下。親会社は東急建設と提携関係

 ヤンゴン証券取引所(YSX)の開設にあたり、取引システム導入からルール作りまでを大和証券グループや日本取引所グループなどが全面的に支援してきた。YSXにはミャンマー側がミャンマー経済銀行が51%、日本勢は大和証券グループ本社の大和総研と日本取引所グループが合計49%を出資。

〔関連記事〕

他の記事も読む
-----
〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


※ 注)外部リンクは登録が必要な場合や、ページ消滅の場合があります。

○ASEANを知るお手伝い、エムニドの調査支援サービス「シルシエン」○
    ⇒ 詳しくはこちら

ヤンゴン証券取引所開設。上場候補6社が明らかに はコメントを受け付けていません

分類 ミャンマー, 日系進出