インドネシアでイスラム系過激派メンバーを逮捕

2015年12月21日 〔インドネシア〕

 インドネシアでイスラム系過激派メンバーが爆破攻撃を計画したとして12月20日に逮捕されました。ロイターが本日伝えています。

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 12月20日にロイターが報じたところによると、インドネシア国家警察のテロ対策特別捜査隊が12月20日、イスラム系武装組織のメンバー数人を、クリスマスから新年にかけて爆破攻撃を計画していたとして、首都ジャカルタがあるジャワ島の数カ所で逮捕したようです。

 地元紙「ジャカルタ・グローブ」(電子版)がバドゥロディン・ハイティ国家警察長官の話として伝えたところによると、米連邦捜査局(FBI)や豪連邦警察からの情報を受けて、12月18日に捜索を開始。ジャワ島の中部と西部で、インドネシアのイスラム系過激派メンバー数人を逮捕したもようです。

 逮捕されたのは、イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」のメンバーか支持者とみられる男6人。同時に、爆弾の材料や聖戦(ジハード)に関する「手引書」を押収したようです。また、ソロ市では、埋められていた化学物質や武器が発見されました。逮捕された男らは、ジャワ島やスマトラ島のシーア派住民を標的にした攻撃を計画していたといわれています。

 また、これとは別にテロ対策特別捜査隊は、ジャワ島東部でアルカイダ系過激派組織ジャマ・イスラミアの武器の専門家や戦略担当者とみられる4人の男を逮捕したことも明らかにしました。AFP通信は、同組織が新年の祝賀期間に首都ジャカルタで自爆攻撃を計画していたとの逮捕状の内容を伝えています。

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 

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