ミャンマー大統領選出は3月10日

2016年3月2日 〔ミャンマー〕

 ミャンマー連邦議会は3月1日、次期大統領候補となる副大統領の決定期限を当初の3月17日から3月10日に前倒しすると発表した。

 ミャンマーの大統領は上院、下院、軍人議員団のそれぞれから1人の副大統領を選出する。大統領は同日にもこの3人の副大統領から国会議員による投票で選出される。

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 軍事政権時代の2008年に制定された現行憲法第59条では、外国籍の親族のいる者の大統領資格は認められておらず、息子2人が英国籍のアウン・サン・スー・チー氏は大統領資格がない。

 昨年11月の選挙で過半数の議席を獲得した「国民民主連盟(NLD)」は、外国籍親族のいる者の大統領就任を禁じる憲法を一時凍結する特別法の成立を目指していたが、テイン・セイン大統領や軍の憲法尊重の主張を意識した。

 しかしながら、NLD幹部のウィン・テイン下院議員は3月1日、新政権発足後も、スー・チー氏を大統領にするのをあきらめているわけではない意志を記者団に語った。

 スー・チー氏は昨年の選挙前に、「大統領の上に立つのは自分」との発言をしていた。

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


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