フィリピン副大統領候補にマルコス元大統領の長男

2016年3月11日 〔フィリピン〕

 今年5月に行われる大統領選挙と同時に行われる副大統領選挙の有力候補者として、1986年の民主革命までの20年間を独裁して故マルコス元大統領の長男、フェルナンド・マルコス上院議員(58)の名が上がってきている。調査期間による2月の調査では、フランシス・エスクデロ上院議員と並ぶ26%の支持を得ている。

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 フィリピンでは大統領選挙と副大統領選挙は同日、別々に実施される。副大統領は大統領が失脚などで不在になったときに大統領に格上げされる要職。エストラダ氏が不正蓄財で大統領から失脚した際、副大統領だったアロヨ氏が大統領に昇格した例もある。

 独裁者の息子であることに批判的な声もある一方、支持者も多い。

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 

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