ミャンマーの閣僚名簿発表。スー・チー氏も入閣

2016年3月24日 〔ミャンマー〕

 ミャンマーの新政権の閣僚名簿が3月22日発表された。ティン・チョー次期大統領が提出した省庁再編案が21日に国会で可決されたことで、21省庁を担当する閣僚18人の氏名が発表された。名簿にはアウン・サン・スー・チー氏の名前もあがっている。

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 再編後の省庁数21に対して18人ということで、いくつかの省庁を兼務する閣僚がいることを表している。

 18人の内訳は、与党・国民民主連盟(NLD)から6人、旧与党・連邦団結発展党(USDP)から2人、少数民族政党から1人。そして議員でも軍人でもない民間の専門家が6人。

 ロイター通信は3月22日、スー・チー氏は外相、大統領府相、エネルギー相、そして教育相の4つを兼任すると伝えている。

 スー・チー氏が外相となる理由についてNLDの報道官は「国防治安評議会のメンバーになる必要があるから」と説明している。〈※関連記事

 スー・チー氏が閣僚に就任した場合、憲法の規定により政党活動に参加できない。そのため、スー・チー氏は国民民主連盟(NLD)の党首を退くが、党首の肩書はそのままでも党務を担う党首代行を置く必要がある。

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 

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