ベトナムの「ビッグC」をタイの小売り大手が買収

2016年5月17日 〔タイ・ベトナム〕

 タイの小売り大手「セントラル・グループ」が、ベトナムの大型スーパー「ビッグC(Big C)」を、仏小売大手の「カジノ」から買収すると発表した。負債を含む買収額は10億ユーロ(約1240億円)。スーパーとコンビニエンスストア43店、ショッピングセンター30店を引き継ぐ。

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 タイの「セントラル・グループ」は、ベトナムにてすでに百貨店2店を運営しており、2015年には現地の大手家電量販店「グエン・キム」の株式49%を取得し、ベトナム市場への進出を進めてきている。

 また、カジノは3月にタイの「ビッグC」事業をタイ大手財閥「TCCグループ」傘下の商社「ベルリ・ユッカー」に31億ユーロで売却している。

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


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