ベトナム、「ポケモンGO」禁止の検討も

2016年8月26日 〔ベトナム〕

 東南アジアでも8月5日に一斉に配信となった「ポケモンGO」はベトナムでも熱中する人が増え、交通事故の危険性も増していることから政府はその利用を全面的に禁止する検討を始めた。

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 ベトナムのスマートフォン人気は他の国と同様で、ソーシャルネットワークキングサービス(SNS)のFacebook利用者も4000万人と人口の43%となっている。

 スマートフォンを使いながらバイクを片手運転したことによる交通事故が増えており、警察当局は2016年8月1日、交通違反の罰金を20~60%引き上げた。罰金額の最高は1800万ドン(約8万円)。統計によると2015年の交通事故死者は8671人。

 スマホゲーム「フラッピーバード」が流行したときにはゲームに熱中して学校や職場に行かなくなる人が増えたため、2014年2月にダウンロードが禁止される事態が起きている。

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〔Clisien ― ASEAN Info Clips 編集部〕 
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