2016年11月3日 〔フィリピン〕
フィリピンのドゥテルテ大統領は11月1日の夜、中国担当特使に任命したラモス元大統領から辞表を受け取り受理したことを発表した。
ラモス元大統領は今年7月中旬、ドゥテルテ大統領から南シナ海を巡る中国との交渉の特使就任を要請されていた。ラモス氏は8月に香港に派遣され中国との対話の糸口を探った。デゥテルテ大統領は10月に北京を訪問し、習近平国家主席と会談した。
ラモス氏は地元テレビで辞意を表明していた。また最近はデゥテルテ大統領の反米姿勢などを批判していたといわれる。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○