金正男殺害、北朝鮮大使の発言にマレーシア不快感

2017年2月22日 〔マレーシア〕

 クアラルンプール国際空港で金正男(キムジョンナム)氏が殺害された事件で2月20日、北朝鮮のカン・チョル駐マレーシア大使が大使館前で記者会見し、「我々はマレーシア警察の捜査を信用できない」とし、マレーシアに共同捜査を提案した声明を受けて、マレーシアのアニファ外相は北朝鮮に対し「(北朝鮮の)主張は思い違いや虚言を集めたものだ」と反論する声明を出した。

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 アニファ外相によると、マレーシア外務省は2月20日、カン・チョル大使を呼び「警察の捜査は公平にマレーシアの法律に従って行われている」と説明し、マレーシアが政府が外国政府と結託しているという北朝鮮の主張は「非常に屈辱的だ」と不快感を示した。また、マレーシアのナジブ首相も「我々の警察や医師は専門的で客観的だという絶対の自信がある」と述べたと国営ベルナマ通信は伝えている。

 また、翌2月21日ナジブ首相は、北朝鮮がマレーシアの対応を批判していることについて、「(北朝鮮)大使の発言は外交上、無礼だとみなされる」と不快感を示した。

 カン・チョル大使は2月20日の記者会見で、殺害された男性は旅券から「キム・チョル」だとし、金正男氏とは認めていない。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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