マレーシアが北朝鮮大使に国外退去通告

2017年3月6日 〔マレーシア〕

 マレーシア外務省は3月4日夜、北朝鮮のカン・チョル駐マレーシア大使を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」と認定し、48時間以内に国外退去するように通告したと発表した。

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 カン・チョル大使は2月13日にクアラルンプール国際空港で発生した金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件を巡って、マレーシア警察の捜査を「信用できない」と繰り返し批難していた。

 外交官の処遇を定めた「ウィーン条約」には、受け入れ国が「好ましからぬ人物(ペルソナ・ノン・グラータ)」と判断すれば、その外交官の承認を拒否できると規定されている。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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