2017年3月6日 〔ASEAN〕
神戸市で2月27日より開催されていた「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」の首席交渉官会議が3月3日に終了した。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉から米国が離脱したことを受け、新たな展開を期待されていたが、RCEP交渉参加国間の「市場開放」に対する考え方の違いは埋められず、新たな進展はなかった。
次回の事務レベル交渉会合は5月にフィリピンで行われる。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○