2017年3月9日 〔マレーシア〕
マレーシアのナジブ首相は3月8日、金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件を巡って緊迫した関係となっている北朝鮮との国交断絶を否定した。
マレーシア政府は3月4日、マレーシア警察の捜査が信用できないと繰り返し表明していたカン・チョル在マレーシア北朝鮮大使を「好ましからぬ人(ペルソナ・ノン・グラータ)」として国外追放を決めた。さらに3月6日には、これまで北朝鮮に対して許してきたビザなし渡航を禁止している。
このマレーシアの動きを受けた北朝鮮は3月7日午前、在北朝鮮マレーシア人の出国禁止を決め、同日午後にはマレーシアも在マレーシア北朝鮮人の出国を禁止し、両国の国交断絶の可能性についてささやかれていた。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○