2017年4月26日 〔ミャンマー〕
少数民族問題の解決に手間取っているミャンマーで、新しく完成する橋の名前について騒動が起きている。
ミャンマーの東部にあるモン州は、モン族が多く住む。その地で完成間近の橋が、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相の父で、ミャンマー独立の英雄とされているアウン・サン将軍(Gen Aung San)の名を冠することが3月14日の議会で決定されていたが、地元住人の意見を無視したビルマ族による中央集権支配的な動きだとして、モン州の住民が反対活動を行っている。
モン州の州都モーラミャインで3月19日に数千人が抗議デモを行ったことを皮切りに、 4月13日からは署名運動が始まり、25日の終了までに10万人を超える署名が集まったという。
〔出所〕
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○