2017年4月30日 〔ASEAN〕
東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が4月29日、議長国フィリピンの首都マニラで開催された。日本経済新聞(2017.04.30)によると、議長声明には朝鮮半島情勢に対する重大な懸念と、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の迅速な妥結を目指す方針の確認が盛り込まれる予定。
日本経済新聞によると、議長声明案には、北朝鮮に国連安全保障理事会決議に違反するすべての行為の即時停止を求めるとする表現が含まれており、朝鮮半島情勢について「重大な懸念」を表明しているという。
また、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の米国離脱により、注目を浴びている東アジア地域包括的経済連携(RCEP)について、「迅速な妥結」を目指す方針なども声明に盛り込まれるもよう。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○