シンガポール航空、四半期ベースで5年ぶりに赤字

2017年5月19日 〔シンガポール〕

 シンガポール航空は5月18日に2017年1~3月期決算を発表。最終損益は1億3830万シンガポールドルの赤字。四半期ベースの赤字は5年ぶり。

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 競争激化による運賃の引き下げと石油価格上昇による燃料費の上昇が原因。

 また、欧州委員会(EC)が2017年3月17日に発表した、1999年12月~2006年2月にかけて航空貨物運賃に関するカルテルを行っていたとして課した航空会社11社(*)に対する制裁金(総額7億7647万ユーロ)の支払いにより1億3200万シンガポールドルの損失引当金を毛状したことも赤字の要因のひとつ。

(*)ECによるカルテル制裁対象航空会社:Air Canada/Air France/KLM/British Airways/Cargolux/Cathay Pacific Airways/日本航空/LAN Chile/Martinair/SAS/Singapore Airlines

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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