ミャンマー和平「パンロン会議」閉幕

2017年5月30日 〔ミャンマー〕

 ミャンマー政府と少数民族武装勢力とが恒久和平について話し合う「21世紀のパンロン会議」、第2回会合が5月29日に閉幕した。

 5月24日に開催した会合では、停戦協定に署名済みの8つの少数民族武装勢力と、ミャンマー政府、国軍が出席し、将来の国家像について議論した。

 「各民族を政治、言語、教育、伝統維持などで対等に扱う」「民主的な連邦制を創設する」「市場経済を導入する」など計37項目の基本原則について合意したが、少数民族側から要望のあった「連邦からの離脱の可否」や武装勢力の持つ兵力の扱いについては合意できなかった。

 次回会合は半年後に開催される見通し。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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