モンゴル大統領選、7月9日に初の決戦投票

2017年6月28日 〔モンゴル〕

 モンゴルで6月26日に投開票が行われた大統領選は、3人の候補による接戦となり、過半数を獲得する候補がいないため、上位2人による決戦投票となった。1993年に第1回の大統領選を実施して以来、決選投票にもつれ込むのは初めて。得票首位の最大野党・民主党のバトトルガ氏と2位の与党・人民党エンフボルド氏との決選投票は、7月9日に実施される。

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 国家元首である大統領の任期は4年で、1回限り再選が可能。現在のエルベグドルジ大統領の2期8年の任期満了に伴い今回の選挙が行われた。

 立候補したのは、与党である人民党のエンフボルド氏(52)、民主党のバトトルガ氏(54)、人民革命党のガンバータル氏(46)の3人で、当初エンフボルド氏の優勢が確実視されていたが、同氏のウランバートル市長時代の汚職疑惑などの問題が表面化し、支持が伸び悩んだ。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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