2017年7月5日 〔フィリピン〕
フィリピンの最高裁判所は7月4日、ドゥテルテ大統領が布告したミンダナオ島に対する戒厳令は合法であるとの判断を示した。
ミンダナオ島では政府とイスラム系反政府武装勢力との間で戦闘が激化し、5月23日、ロシア訪問中だったドゥテルテ大統領同島に戒厳令を布告した。
この件について野党議員らが憲法違反だとして戒厳令の差し止めを申し立てていたが、最高裁判所は申し立てを却下した。
裁判官15人中、11人が違憲申し立て不支持。1人は支持で3人は一部支持した。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○