2017年10月30日 〔マレーシア〕
マレーシア政府は、在マレーシア北朝鮮大使館に10月から書記官として駐在予定だった北朝鮮外交官に対する外交ビザが発給しなかったことが明らかになった。この外交官は着任に向け15日間の滞在許可を得て家族とともにクアラルンプール入りしていたが、外交ビザが発給されなかったことを受け、すでに北京経由で帰国している。
今年2月にクアラルンプール国際空港で起きた金正男氏殺害事件以来マレーシアは北朝鮮との関係が悪化してきており、マレーシア政府は北朝鮮との外交縮小を進めている。10月12日には、アニファ外相が平壌のマレーシア大使館を閉鎖する方針も表明している。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○