2017年12月28日 〔インドネシア〕
三菱東京UFJ銀行は12月26日、インドネシアの「ダナモン銀行(Bank Danamon Indonesia)」の買収を目指すと発表。ダナモン銀行は総資産でインドネシア8位の商業銀行。
三菱東京UFJ銀行は、ダナモン株の約7割を保有するシンガポールの投資ファンドから、保有株を段階的に取得する。シンガポールの政府系ファンド「手マスク・ホールディングス」傘下の投資会社から、年内にまず約2割を取得し、2018年9月までに保有比率を4割に増やす。
その後、インドネシアの金融当局の承認が得られれば、テマセクの持つ前株式を取得したい考え。
インドネシアでは外資による出資を制限しているため、まずは19.9%を取得し、2018年半ばをメドに追加で20.1%を取得して40%までに引き上げる。その後、インドネシア当局の認可取得を条件に、73.8%以上に出資比率を高め、連結子会社にすることを目指している。
三菱東京UFJ銀行は、これまでタイ、フィリピン、ベトナムなどの現地銀行の買収や出資を行ってきている。
〔参考〕
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○