2018年1月14日 〔シンガポール/インドネシア〕
日本で道路を歩いているとき行く手を妨げる電柱の多さに煩わしさを感じることがある。日本には約3550万本の電柱があり、毎年7万本ずつ増えているという。世界の主要都市の電柱事情はどうなったいるのだろうか。
読売新聞(2018.1.14)に面白い記事を見つけた。
出典は不明だが、世界主要都市の「無電柱化率」の情報を書いている。
ロンドン | 100% |
パリ | 100% |
台北 | 95% |
シンガポール | 93% |
ソウル | 46% |
ジャカルタ | 35% |
東京23区 | 8% |
大阪 | 6% |
東京23区は、日本の中では比較的無電柱化が進んでいるそうだ。その東京23区の無電柱化率が8%と、驚くほど低い。ロンドンやパリなどで電柱を見かけないのは納得できるが、なんとインドネシアのジャカルタでも35%の無電柱化だそうだ。
道路の電柱があると、通行の妨げになるだけでなく、街の景観も悪くする。
日本の街並みから電柱や電線が見えなくなったら、きっときれいな街並みが広がるだろう。
読売新聞の記事によると、日本政府が電柱や電線の地中化促進のための制度整備に着手するそうだ。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○