2018年1月25日 〔ミャンマー〕
ミャンマーからバングラデシュに逃れたイスラム系少数民族ロヒンギャの帰還開始が4~5月頃にずれ込む可能性が高くなったようだ。バングラデシュ側で帰還者リストの作成や確認作業が遅れているのが理由だという。
昨年11月にミャンマーとバングラデシュ両国がロヒンギャの帰還を今年2月から開始することで合意している。その後ミャンマー側が予定を早め1月22日に帰還を開始すると伝えられていたが開始に遅れが出ている。
ミャンマー側はロヒンギャが住んでいたラカイン州国境付近に、帰還者用の一時居住施設を建設するなど、今月下旬にも受け入れを開始するとしていた。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○