2018年1月31日 〔タイ〕
タイ政府は1月中旬、指定重点産業に関わる外国人人材に「スマートビザ」の発行を決定。2月1日から申請を受け付ける。指定された産業に携わる投資家、起業家、専門家などがタイで働きやすくなる。
スマートビザの取得により、起業家は1年間、その他は4年間、タイでの滞在が許可され、労働許可の取得が免除される。また、90日ごとに義務付けられている居住地報告も1年ごとで済むようになる。
世界銀行による「ビジネスのしやすさランキング 2018年版」によると、タイは26位(前年46位)で、近隣のシンガポール2位、マレーシア24位に続く。タイ政府は、スマートビザにより海外投資をより呼び込みたい考え。
対象となるのは、以下の産業に携わる科学技術の専門家や投資家、会社幹部、ベンチャー起業家など。
○「スマートビザ」発行対象産業
- 次世代自動車
- スマート・エレクトロニクス
- ウエルネス・医療ツーリズム
- 農業・バイオテクノロジー
- 食品
- 自動車・ロボット
- 航空・宇宙
- バイオ燃料・バイオケミカル
- デジタル
- 医療ハブ
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○