2012年10月4日 〔インドネシア〕
インドネシアでは、初めてというゼネストが10月3日に決行された。全国31市・県の88工業団地で、工場が操業停止に追い込まれた。参加した労働者は280万人に上ったとされる。
年率6%以上の経済成長を続けるインドネシアだが、その成長に見合った賃金の上昇や生活の保障を求める労働者の運動も活発化している。
今回のゼネストは、インドネシアの労働組合の全国中央組織「インドネシア労働者評議会」が呼びかけ、派遣労働の禁止、社会保障制度の充実と早期実施、賃金の引き上げなどを要求に掲げた。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○