2018年3月12日 〔フィリピン〕
フィリピンで1月、包括的税制改革の第一弾が実施された。物品税の見直しにより、高級車が減税、大衆車が増税になった。
出荷価格が約170万ペソ(販売価格約250万ペソ)より上の高級車については減税となり、それ以下のクラスの車については増税となった。60万ペソ以下の車ではこれまで2%だった税率が4%となった。
その結果、人気のトヨタ車「ヴィオス」や三菱車「ミラージュ」の販売価格が、1万~2万ペソほど上がった。
当初は高級車ほと増税されるとされていたが、昨年11月の議会審議で突然変更になっていた。
第二弾では、法人税を30%から25%に引き下げる予定だが、経済特区などでの税優遇措置を縮小する計画だ。
今回の税制改革は20年ぶりの大型改革となっている。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○