シンガポール、発着時刻不履行の航空会社に罰金

2018年3月22日 〔シンガポール〕

 世界的に評価の高いシンガポールのチャンギ国際空港が、滑走路などの混雑緩和を目的として、発着時刻を守らない航空会社に罰金を科す規則を設けることになった。新しい航空法の改正案が3月19日の国会で可決した。

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 チャンギ国際空港は利用頻度の増加見越し拡張を続けているが、昨年の発着回数は成田空港の約1.5倍の37万3200回ほどとなっている。今後も東南アジアの経済成長に伴い航空需要は増加するとみており、効率と規則を重視するシンガポールらしい対策を始めた。

 可決された新法案では、割り当てられた発着時刻を、繰り返しまたは意図的に守らなかった航空会社に対し、最大10万シンガポールドル(約800万円)を科す。また、発着枠の取り消しや停止などの措置なども含まれている。遅延のみならず予定時刻前に到着した場合も対象になる見込み。

 改正法は2018年後半にも実施される見通しだが、天候や機体の技術的な問題による遅延については考慮されるようだ。

 シンガポール「建国の父」、故リー・クアンユー元首相の「国の成長には効率化と規律が必要だ」という信念がまだいきているようだ。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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