フィリピンがタイに続き「砂糖税」を導入

2018年4月4日 〔フィリピン〕

 フィリピン政府は4月1日、甘味料を加えた飲料を対象とした「加糖飲料税」を導入した。税額は1リットルあたり6ペソ(約12円)。ジュースに多く使われる異性化糖を使っている場合は倍の12ペソとなる。

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 東南アジアでは、生活水準の向上に伴い、肥満や糖尿病が増えつつある。その対策として国民の甘味料摂取を抑えるために課税する動きがある。

 タイ政府も2017年9月に、清涼飲料水への物品税を、卸売価格の20%に、推奨小売価格の14%に砂糖の含有量に応じた「砂糖税」を上乗せすることに変更している。2023年までに段階的に税率を引き上げるという。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

 

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