2015年6月4日 〔ミャンマー〕
ミャンマー中央銀行は、外為業務を手掛ける国内の銀行に対し、米ドルの引き出し規制を強化する通達を出した。発効は即日。
これまでの外貨引き出しは1日1万ドル、1週間5万ドルが上限だったが、今回の通達により上限が1週間で1万ドルに制限された。
この通達の背景には2011年の民主化後に急速に拡大した貿易赤字がある。
今回の通達により、通貨チャットも急落し1ドル1900チャットとなった。2012年4月に管理変動為替相場制に移行した当初、公式レートは1ドル818チャットだった。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○
