2018年4月8日 〔マレーシア〕
マレーシア連邦議会下院が4月7日、解散した。今年6月24日に5年間の任期が満了する予定だったが、期限を待たず解散し、総選挙を迎えることになった。
マレーシアの国営投資会社「1MDB」を巡って幹部や関係者による多額な横領や、ナジブ首相の関与などの疑惑の声があっており、その報道を封じ込めるかのように、ナジブ政権は「反フェイク(偽)ニュース法案」を成立させた。
また、ナジブ政権の交代を訴えるマハティール元首相率いる政党「マレーシア統一プリブミ党」の活動を30日間停止する命令を4月5日に出している。
ナジブ政権としては、総選挙を戦う準備が整ったということで、下院解散に踏み切ったようだ。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○