2018年4月24日 〔インドネシア〕
インドネシアのジャカルタ汚職裁判所は4月24日、前国会議長のセティヤ・ノバント氏に対して収賄の罪で禁錮15年の刑を言い渡した。セティヤ・ノバント氏は、電子住民票システムの納入を巡って業者から多額の金銭を受け取った疑いをもたれていた。
この事件では、総額2兆3000億ルピア(約180億円)が政治家や高級官僚などへの賄賂に使われたとみられている。
同裁判所は禁錮15年に加え、5年間の公民権停止と罰金5億ルピアを科した。また受け取ったとみられる730万ドル(約7億8000万円)を国庫に返還するよう求めた。
セティヤ・ノバント氏は2017年11月に、収賄などの容疑で汚職撲滅委員会に逮捕されていた。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○