2018年5月28日 〔ミャンマー〕
ミャンマー政府は5月27日、バングラデシュに逃れていたイスラム系少数民族ロヒンギャ難民62人を受け入れると発表した。今回の受け入れはバングラデシュとミャンマー両政府の合意した手続きによるものではなく、自力でミャンマーの戻ってきた難民だ。
自力で国境を越えミャンマーに入国してきたてきた62人は、不法入国などの疑いでミャンマーの治安当局に拘束され5月26日に国境付近に設けられた帰還難民の受け入れ施設に移された。居住確認や身分証の発行などの手続きを経て、ラカイン州北部にあるラープーカウンの一時滞在施設に収容させる予定。しばらく施設に滞在後、以前居住していた村の近くに移されるとしている。
- ロヒンギャ難民の帰還が4~5月にずれ込む(2018.1.25)
- ロヒンギャ難民の帰還、2年以内で合意(2018.1.17)
- ロヒンギャ難民の帰還前倒しで22日より(2018.1.10)
- ロヒンギャ帰還、ミャンマーとバングラデシュ合意(2017.11.25)
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○