2018年5月28日 〔マレーシア〕
ウクライナ東部で2014年にミサイルにより撃墜されたマレーシア航空17便について捜査している合同捜査チームは5月24日、同機を撃ち落としたミサイル「Buk」は、ロシア西部クルスクのロシア陸軍第53対空ロケット旅団からウクライナ側に持ち込まれたたものだと公表した。
捜査チームがオランダ中部の記者会見で明らかにした。
以前からロシアから持ち込まれた地対空ミサイルであることは判明していたが、部隊名を初めて特定した。ロシアは関与を否定するものとみられている。
当時撃墜されたのは、アムステルダム発クアラルンプール行きマレーシア航空17便(MH17)で、乗客乗員298人が死亡した。
〔関連記事〕
- マレー航空撃墜ミサイルは「新露派地域から発射」(2016.9.29)
- マレーシア航空機墜落事件の最終報告にロシア反論(2015年10月15日)
- 昨年7月のマレーシア航空17便墜落の原因最終報告(2015年10月14日)
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○