2018年6月5日 〔タイ〕
三菱自動車のタイでの2018年3月期の販売台数は、前年同期比32%増の7万4千台で、市場シェアも2017年3月期の7%から2018年3月期は8.2%に増加した。
同社は1961年に現地企業との合弁でタイ法人を設立し2008年には完全子会社化した。タイの工場から世界約120カ国に車両を輸出しており、2017年3月期は31万台をタイから輸出。タイで生産する自動車メーカーの中で、輸出台数で首位に立った。
タイの工場で生産されるのは、「パジェロスポーツ」(SUV)、「トライトン」(ピックアップトラック)、「ミラージュ」「アトラージュ」(小型車)で、合計の年間生産能力は42万4千台。2018年3月期は日本に次ぐ量の36万6千台を生産した。タイでの生産台数は、トヨタ自動車に次ぐ規模だ。
タイには100人の研究開発(R&D)人員がおり、その約8割はタイ人。3~5年後には2倍に増やしていく。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○