2018年7月9日 〔マレーシア〕
マレーシアは、中国が支援する大型プロジェクト3つを中止した。タイ南部の国境付近と首都クアラルンプールを結ぶ「東海岸鉄道」の建設、および2つのパイプライン敷設プロジェクトが中止となった。
FTによると、東海岸鉄道を管理する政府系の「マレーシア・レール・リンク(MRL)」と、2つのパイプラインを管轄する財務省傘下の「スリア・ストラテジック・エナジー・リソーシズ(SSER)」は7月4日、各プロジェクトの建設請負会社である中国国有の「中国交通建設(CCCC)」と「中国石油パイプライン局(CPPB)」に対して、費用超過のため建設を中止するよう指示したという。
マハティール新首相は、中国のマレーシアに対する影響力の低減を目指しているという。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○