インドネシア・アチェ州で公開むち打ち刑執行

2018年7月16日 〔インドネシア〕

 CNNによると、インドネシア北部のアチェ州で7月13日、公開むち打ち刑が執行された。刑を受けたのは同性愛行為や不貞行為などの罪に問われた15人の男女。

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 アチェ州は、インドネシアの中で唯一イスラム法(シャリア)に基づく刑を執行している。2015年9月からシャリアに基づく刑法が施行されているが、イルワンディ・ユスフ州知事は今年、公開のむち打ち刑を中止すると発表していた。しかしながら、地元宗教警察のトップは知事の指示は詳細が明確でなかったため公開で執行したと説明した。

 むち打ちの刑は、羞恥心と痛みの感覚を刺激するの再犯防止には効果的であるという意見もあり、インドネシア以外にもマレーシアやシンガポールで刑罰として失効されている。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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