シンガポール、住宅価格高騰を懸念。印紙税上げ

2018年7月20日 〔シンガポール〕

 国土面積が東京23区程度のシンガポールでは、住宅価格が過去1年で約9%上昇している。住宅価格の高騰を懸念するシンガポール政府は7月上旬、住宅購入の際の印紙税率の一部引き上げを行うと発表した。

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 国民が2軒目の住宅を購入する場合の印紙税を7%から12%に、また3軒目以降は10%から15%へとなった。外国人や法人が購入する場合についても、それぞれ20%、25%と高めた。

 また、金融機関が貸し出せる住宅ローンの上限についても、1軒目の購入で期間30年未満のローンの場合、融資上限は物件価値の80%から75%にへと引き下げた。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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