2018年7月25日 〔ラオス〕
ラオス南東部のアッタプー県で7月23日、建設中のダムが決壊し、住民ら数百人が行方不明になっている。
決壊したのはセピエン・セナムノイ水力発電所のダムで、ラオス国営企業、韓国企業、そしてタイ電力大手「ラチャブリ・エレクトリシティー・ジェネレーティング・ホールディング」による合弁会社で2013年11月に建設が始まっており、工事進捗率は92.5%で2019年2月の商業運転開始を目指していた。
決壊の原因は、暴風雨が続いたことと説明されている。
合弁会社「PNPC」に参加している韓国企業は、韓国大手財閥「SK」のグループ企業「SK建設」と韓国西部発電。合弁会社の26%の株式をSK建設が保有し筆頭株主となっているという。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○