2018年7月30日 〔カンボジア〕
カンボジアで7月29日、国民議会(下院)の総選挙が実施された。議席数125を争った結果フン・セン首相率いる与党「カンボジア人民党(CPP)」が独自集計で120議席以上を獲得したことを明らかにした。
2013年に実施された前回総選挙では野党が躍進したが、昨年11月に最大野党が解散に追い込まれたため有力な野党は存在せず、選挙前から与党の優勢がみこまれていた。
国民は現政権から投票をするように圧力をかけられていたため、投票率は82.17%と高く、前回の約70%を大幅に上回った。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○