2018年8月15日 〔ベトナム〕
ベトナムの国家賃金評議会は、2019年の最低賃金を5.3%引き上げることを決めた。上昇率は3年連続で過去最低を更新する。外資企業が進出しやすいように配慮した形だ。国家賃金評議会はベトナムの労使で組織されている。
グエン・スアン・フック首相が同意して正式決定する。今年11月にも首相が同意し2019年1月から適用される見込み。
賃金の最も高いハノイやホーチミンの月額最低賃金は418万ドン(約2万円)となる。
ベトナムの最低賃金は2000年代以降、ほぼ毎年2ケタ以上の伸びが続いていたが、2017年は7.3%、2018年は6.5%と上昇率を抑えていた。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○