2018年8月17日 〔インドネシア〕
「アジア版オリンピック」とも言われる「アジア競技大会」の開催を控え、インドネシアで交通インフラの整備が進んでいる。
首都ジャカルタの交通渋滞は世界最悪とも言われている。中心部は常に渋滞状態でわずか10キロメートルほどの距離でも1時間以上かかる。
中心部の交通渋滞緩和策として実施している車のナンバーによる進入規制の対象地域を8月1日、拡大した。朝6時から午後9時までの間、偶数日はナンバーが偶数の車のみ、そして奇数日は奇数の車のみが中心部の主要道路への乗り入れが可能となる制度。
規制対処となっている地域では渋滞の緩和はみられるが、迂回路の渋滞がひどくなるという状況も起きている。
また、ジャカルタの中心部で歩道の整備が進んでいる。目抜き通りであるスディルマン通りに7月末、幅5メートルの本格的な歩道が整備された。
また、自転車専用レーンの設置も終わった。次世代型路面電車(LRT)の建設も最終段階を迎えている。
〔関連記事〕
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○