2018年9月10日 〔フィリピン〕
フィリピンの陸運統制委員会は9月5日、グラブ(Grab)など同国の配車サービス事業者の「上乗せ料金」請求を求めた。乗客に1分あたり2ペソ(約4円)の上乗せ料金を請求することが認められた。料金の上乗せは4月中旬に停止されていた。
米ウーバー(Uber)の東南アジア事業を買収したグラブのフィリピンでの市場占有率は90%以上となり、事実上の独占状態だが、上乗せ料金を復活させても競争を阻害しないと判断しされた。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○