シンガポールのケッペル、携帯3位の買収を発表

2018年9月29日 〔シンガポール〕

 シンガポールの複合企業「ケッペル・コーポレーション」は9月27日、同国の携帯通信3位の「M1(エムワン)」の買収を目指すと発表した。同社はM1に現在19%出資している。

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 最大約12億8000万シンガポールドル(約1000億円)を投じて既存株主から株式を買い付ける。M1の株式13%を持つ新聞大手「シンガポール・プレス・ホールディングス(SPH)」と共同で株式の過半数の取得を目指す。

 現在M1の筆頭株主はマレーシアの通信大手「アシアタ・グループ」で株式の28%を保有する。同社はすべての選択肢を検討するとの声明を発表している。

 シンガポールの携帯市場は、「シンガポール・テレコム」がシェア5割強、「スターハブ」が約3割、そして「M1」の3社が争ってきたが、年内にも4社目としてオーストラリア企業の進出が予定されている。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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