リゾート・ボラカイ島、一部再開

2018年10月29日〔フィリピン〕

 フィリピン政府は10月26日、環境汚染を理由に閉鎖したリゾート地のボラカイ島を一部再開した。4月の閉鎖後、半年ぶりに一部宿泊施設に営業を許可し、受け入れる観光客数にも上限を設け

 年間約200万人が訪れるリゾート地のボラカイ島は、違法に建てられた施設から下水が海に垂れ流されるなどで環境汚染が深刻化していた。それを受けてドゥテルテ大統領は今年4月に同島を閉鎖し、違法建築物の撤去や排水施設の整備などの対策に取り組んできた。

 同地域に400強ある宿泊施設のうち157施設が10月25日に営業が許可された。営業許可にはさまざまな条件が付された。また、1日に上陸できる観光客は6405人まで。平均3日間滞在すると想定し、一度に滞在できるのは1万9215人までとする上限を設けた。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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