2018年11月24日 〔ベトナム〕
ベトナムで3社目の格安航空会社(LCC)が始動する。ベトナム不動産大手FLCグループ傘下の「バンブー航空」が12月29日に運航を開始する。当初は10月10日に就航する予定だったが、資金力や運営ノウハウに不安を持たれ、政府の認可が遅れていたが、11月12日付で認可が得た。
まずはハノイと中部ビンディン省のクイニョン、ホーチミンとクイニョンを結ぶ路線のほか、ハノイ-ホーチミン便などを計画している。
料金は、ベトナムのLCC最大手「ベトジェットエア」よりも高い価格帯に設定する方針。
2011年末にLCCとして参入し現在LCC最大手「ベトジェットエア」、ベトナム航空傘下の「ジェットスター・パシフィック航空」に続く3社目のLCCとなる。
FLCは2008年設立の新興不動産会社で、リゾート開発で成功し、多角化をめざしている。リゾート路線の運航によって、自社のリゾート事業との相乗効果も狙う。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○