2017年12月14日 〔フィリピン〕
フィリピンのミンダナオ島で5月23日から敷かれ12月31日が期限だった戒厳令が、1年間延長させることになった。ドゥテルテ大統領の要請を受けた議会が12月13日、上下両院の合同会議を開き承認した。期限は2018年12月31日まで延長される。
ミンダナオ島では、イスラム過激派組織「イスラム国」に忠誠誓う武装集団に一部を占拠されたため、ドゥテルテ大統領が5月23日に60日間の戒厳令を出していた。その後7月に議会の承認を得て今年末まで延長していた。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○