インドネシア初の4G「ボルト」がサービス終了

2018年12月29日 〔インドネシア〕

 インドネシアの第4世代(4G)通信「ボルト(BOLT)」が12月28日、サービスを終了した。インドネシア政府への電波使用料未払が原因で、通信・情報省がボルトの電波使用を停止すると発表していた。

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 ボルトは、インドネシアの大手財閥リッポー・グループ系の通信会社「ファースト・メディア」とその子会社が2013年より提供していた。インドネシア初の4Gサービスで、ジャカルタ首都圏とスマトラ島のメダンでモバイルルーターを使った高速通信サービスを展開していた。

 しかしながら、他社も相次いで4Gサービスの提供を開始したことから競争が激化し、最近は利用が伸び悩んでいた。

 ファースト・メディアの子会社には三井物産も出資している。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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