マレーシア国王が任期途中に辞任

2019年1月7日 〔マレーシア〕

 マレーシアの第15代国王・ムハマド5世(Sultan Muhammad V)が1月6日付で辞任したことをマレーシア王室が同日発表した。マレーシアの国王は各州の州王の互選で決まり任期は5年。ムハマド5世はクランタン州の州王で2016年12月に国王に就任していた。

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 辞任の理由は言及されていないが、2018年末に一時療養していたこともあり、任期途中での辞任の可能性がささやかれていた。

 マレーシアは立憲君主制で、国王の権力は首相の任命などに限定されている。

 ムハンマド5世は2018年末に一時療養し、その間にロシア人の女性と結婚したと一部で報じられている。今回突然辞任した背景は不明だが、ロシア人との結婚に対する王室内での批判の高まりが辞任の理由の可能性ともされている。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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